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なぜ花の香りでリラックスするのか
2021年12月6日
今日はMさんのアロマコーディネーター養成講座。
もう13回目のレッスンのになりました!
今日のレッスンでは、「精油の成分」について学び、クラフトは「歯磨き粉」を製作しました。
今日のブログの題の「なぜ花の香りでリラックスするのか」について、成分から解説してみます。
花の香りは「エステル類」という成分を多く含みます。エステル類は神経系への鎮静作用があります。ですから、エステル類を多く含むジャスミン、カモミールローマン、ラベンダーなどはリラックスさせる力が強いのです。(正しくはエステル類は成分のグループ)
精油は数多くの成分から成り立っていますので、いろいろな働きを持つんですね。香りが似ているものは成分も共通するものが多いので、働きも似ているところがあるのです。
植物の香りって凄いです!!
歯磨き粉は「カオリン」というクレイを使います。まずはカオリンを量ります。フワフワしているので、意外とかさがあります。
次はミネラルウォーターでペースト状にしていきます。水を加えると一気にかさが減ります。
Mさんは、ラベンダー、ティーツリー、ペパーミント、レモングラスを選びました。計算式に当てはめて滴数を算出して、カオリンのペーストに滴下していきます。
どんな香りが出来上がるのか、いつも楽しみです!
よく混ぜたら出来上がり。
爽やかな香りです。
お口の中の清潔さを保つ組み合わせです。
カオリンと精油で作る歯磨き粉は、泡が立たないので最初は使いづらいですが、口をすすいだ後スッキリ感が長く続いて、とても気持ちよさを感じることができます。
口の中は経皮吸収されやすく、合成の洗浄成分は心配もあります。この歯磨き粉は、化学のものを使わないから安心です。
今日は予防医学の勉強もしました。いろいろ盛りだくさんです。
アロマコーディネーターはJAA日本アロマコーディネーター協会の認定資格です。アロマコーディネーターとは
『花や草から生まれる香りのエッセンスの知識をもとに、自然の香りに親しみ、愉しみながらより豊かなライフスタイルを提案・実現できる人』
と、JAA日本アロマコーディネーター協会では定義しています。
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